テレビ番組など著作権映像はダビングのお取り扱いしておりません

テレビ番組などの著作権映像のダビングはできません

ホームページ各所や、お申し込み後のメールなどに記載の通り、テレビ番組の録画、市販品(販売終了品含む)、レンタル落ちなどの著作権映像のダビングはできません。このページでは、より詳しく説明させていただきます。

許可のない著作権映像を第三者がダビングする行為は著作権法違反です

「個人で楽しむ目的なのでダビングしてください」
という声を最も多くいただきますが、ご本人様がご自身で利用する目的でダビングする分には問題ありません。しかし、第三者である我々が許可のないテレビ番組をダビングすることは、著作権法に違反します。そのため、個人で楽しむ目的であっても、我々がサービスとしてお金をいただいてダビングすることはできません。

著作権は著作者の没後70年有効です

「◯◯年前のものだから大丈夫」
とお申し込みいただくことがありますが、著作権は著作者の没後70年有効です。そのため、世の中に出回っているビデオテープはすべて著作権の対象となり、著作者に権利があります。クラシック音楽が自由に使われているのは、この理由によるものです。

対象外のテープのみをお送りいただいた場合は着払いでのご返却となります

「送ればやってもらえるだろう」
と注意事項を確認した上で、不可と分かりつつも送られてくるケースがあります。送られてきたテープがすべてそのような対象外のテープである場合は、届いた箱で「着払い」で返却させていただきます。

内容がわからず対象外のテープを送ってしまった場合について

ラベルがなく判断できないテープなど、ご家庭で撮影されたビデオに混じっていた場合、これらのテープは作成せずそのままご返却します。
カビ取り・修理後であっても、そのテープがすべてテレビ番組や著作権映像だった場合は料金はかかりません。最終的に変換した本数がご請求金額になりますのでご安心ください。

ただし、明らかにラベルがテレビ番組や市販品とわかるものについては、カビ取りや修理を行わず、内容を確認せずそのままご返却いたします。

著作権映像が一部に含まれる場合

映像の一部にテレビ番組や映画のダビングなど著作権映像が含まれる場合、該当部分をカットして作成させていただきます。
たとえば、テレビ番組を録画していたテープにホームビデオを上書き録画した、もしくはその逆にホームビデオのあとにテレビ番組を一部上書きしてしまった場合です。
業者さんによっては丸ごと不可になることもありますが、弊社では著作権映像部分をカットして作成いたします。

許可をもらえた場合は対応させていただきます

どのような著作権映像やテレビ番組かにもよりますが、出演やローカルTV、一部の人に向けて市販された映像であれば、販売元や著作元に問い合わせることで許可を得られる場合があります。
その場合は、証明となる書類やメールなどを印刷・転送していただければ対応させていただきます。

許可がもらえない場合

映画やミュージックビデオ、ドラマといった映像作品や、バラエティ番組などは、様々な権利の関係で許可を得ることができません。
DVD化されているものや配信されているものについては、そちらをご利用ください。
マイナーな作品については、DVD化も配信もされていないケースが多々あります。その場合は、リサイクルショップやメルカリ、オークションサイトで機材を購入して視聴するのが最も早い方法です。
そもそも販売されているようなものは許可を得られないことはもちろん、そもそもコピー行為を禁止されています。
それらが禁止されていない作品で、どうしても保存したい場合は、市販のダビング機材とパソコンを使って、自分でダビングするしか方法はありません。

まとめ

弊社はご家庭で撮影されたホームビデオが主な対象となります。
著作権映像のダビングは法律により制限されており、許可を得ずに第三者がダビングを行うことはできません。
著作権は著作者の没後70年間有効であり、許可があれば弊社でダビングすることは可能です。
しかしながら許可が得られない映像の保存については、リサイクルショップやオークションで機材を購入し、ご自身でダビングする必要があります。
内容がわからない場合、一部に含まれているかもしれない場合は対応させていただきますので、お申し込みの上お送りください。ただし、すべて対象外であった場合はそのまま着払いでのご返却となりますのでご了承ください。