【要注意】テレビ番組や映画のダビングはできません!著作権法70年のルールとは?
本記事では、ご家庭に眠る古いビデオテープをデジタル化する際の注意点として、テレビ番組や映画など著作権映像のダビングが禁止されている理由と、その法律のポイントを解説します。
著作権映像のダビングは法律で禁止されています
当社では、家庭用ビデオテープのDVD・MP4変換サービスを提供していますが、テレビ番組の録画データや市販のビデオテープ、レンタル落ちのビデオテープなどの映像をダビングしてほしいというご相談が最も多く寄せられます。
しかしながら、著作権で保護された映像はダビング対象外です。これは著作権法で厳しく定められており、違反した場合は罰せられる可能性があります。今回は、その背景や注意点について詳しくご紹介します。
著作権映像を業者がダビングするのは違法です
「個人で楽しむだけだから大丈夫」というお問い合わせを多くいただきますが、個人で自分のためにダビングすることは合法でも、第三者である業者が許可なくダビングすることは違法です。
これは、たとえ「自分用だから」と言われても、業者がダビングを行う時点で著作権法に違反します。
著作権は著作者の没後70年間保護されます
「昔のテレビ録画だから大丈夫では?」というご相談もとても多くありますが、著作権は著作者の死後70年間有効です。
ビデオテープが作られてからの年数よりも、著作権の保護期間のほうが長いため、現存するビデオテープは基本的にすべて著作権の対象となります。著作権が切れていない映像をダビングすることは違法です。
クラシック音楽のように著作権が切れた作品もありますが、テレビ番組や映画は著作者が存命である場合や、死後70年が経過していないため、すべて著作権の対象となります。
著作権映像のテープが送られてきた場合の対応について
万が一、テレビ番組や映画の録画データが含まれたテープをお送りいただいた場合は、著作権映像部分をカットしてダビングいたします。
ただし、1本すべてがテレビ番組や市販映像の場合、そのテープは作成不可となります。
また、送っていただいたビデオがすべて著作権対象の映像だった場合は、着払いで返却させていただきますのでご了承ください。
一部に著作権映像が含まれる場合の対応
ホームビデオに一部テレビ番組や映画が上書きされているケースでは、著作権映像部分をカットしてダビングいたします。
例えば、
- テレビ番組を録画したビデオテープの一部にホームビデオを重ねて録画している場合
- ホームビデオの終わりにテレビ番組が上書きされている場合
このようなケースでも著作権部分は取り除き、ご家庭で撮影された部分だけをデジタル化します。
ラベルがなく判断がつかないビデオテープについて
ラベルがなく中身が不明なテープについては、ご家庭で撮影された映像が含まれている場合に限りダビングを行います。ただし、著作権映像と判明した場合はそのまま返却いたします。
カビ取りや修理を行った後であっても、著作権映像とわかったテープについてはダビングせず料金も発生しませんのでご安心ください。
ただし、パッケージやラベルに明らかに市販映像やテレビ番組とわかるテープについては、修理やカビ取りも行わず返送となります。
ラベルが無いわからないテープをたくさん送っていいですか?
殆どの業者さんがテレビであっても作業料金が発生するように、こちらとしても検証にとても時間がかかります。
10本ご依頼うち1本程度の割合でしたら対応させていただきますが、とりあえず全部送るからチェックしてくれというお願いはすみませんができません。ホームビデオの映像が入っている可能性があるテープを除き、何でもかんでも送らないようご注意ください。判断迷った場合は事前にご相談ください。
著作権者の許可があれば対応可能です
出演した番組やローカルTVでの録画などの場合は、著作権者から許可を得られることがあります。
しかしながら、映画やドラマ、アーティストのビデオなど版権が絡むものはまず許可を得ることは難しいので、TV局の負担軽減のため問い合わせはお控えください。
許可が下りた場合は、証明となる書類やメールを同封いただくか転送して提出いただければダビング可能です。ご不明点があれば、お気軽にご相談ください。
許可が得られない場合の対処法
映画やドラマ、ミュージックビデオ、バラエティ番組などは、許可を得ることが非常に難しいのが実情です。DVD化や配信が行われている作品は、そちらを利用することをおすすめします。
もし、DVD化や配信されていない作品でどうしても保存したい場合は、リサイクルショップやオークションで再生機材を入手し、自分でダビングする方法が最も現実的です。
ただしその場合でも、コピーが禁止されているというビデオについては注意が必要です。
結婚式や学校関係、習い事(ピアノ・バレエ)は扱えますか?
結婚式場からもらったビデオや、発表会や卒園式などの幼稚園、保育園、小学校、中学校といった学校関係のもの、ピアノやバレエといった習い事に関するビデオは個人のビデオに該当しますのでお取り扱い可能です。
まとめ
よつばダビングサービスでは、ご家庭で撮影されたホームビデオをダビングを中心にサービスを提供しています。
テレビ番組や市販映像のダビングは著作権法で厳しく規制されており、個人で楽しむ目的であっても、ご本人やそのご家族以外の第三者(我々のようなダビング業者)によるダビングは、著作者の許可が必要です。
著作権は著作者の没後70年であるため、世の中のビデオテープすべてが対象となります。
それでもダビングを検討されている方は、著作者の「許諾」を貰う必要があります。
許諾がない状態でご依頼されたビデオをお送りいただいても対象外となりますので、著作権映像が含まれていないか、含まれている場合は許諾を得られているかをご確認の上でご依頼ください。
よつばダビングサービスはご家庭にあるビデオテープを「DVD」や「動画データ」に変換するサービスです。
再生機が故障してお困りの方でももう一度みることができます
対象は主にご家庭で撮影されたホームビデオや、結婚式や保育園・幼稚園・学校・習い事などで入手した個人向けのビデオが主な対象となりますので、テレビ番組・市販品・レンタル品(レンタル落ち含む)といった著作権品は法律の関係でお取り扱いできませんが、諦めていたホームビデオをテレビやパソコンなどでもう一度みることができます。
安心のコミコミ価格で追加料金はかかりません
カビが発生している場合でも
テープが切れている場合でも
長時間記録されている場合でも
あとから高額な追加料金がかかることは一切ございません。
・カビやテープ切れが発生している状態で業者に依頼したら、とんでもない金額になった。
・長時間のテープを依頼したら2倍、3倍の金額を請求された。
・キレイなテープをお願いしたばずなのに、修理やカビ取りが必要といわれた。
こんなお悩みが聞こえてきます。弊社では、コミコミ価格なのであとから追加料金はかかりません。
「どうせ簡易的な修理やカビ取りでしょ?」と聞かれますが、他社で出来なかったテープも含め、ほとんどを変換しています。
他社で断られたテープでもお願いしていいですか?
「癒着でできませんでした」といわれた場合でも
「◯◯の種類のテープは弊社では対応できません」といわれた場合でも
「映像が乱れていました」といわれた場合でも
諦めずに送ってください。
弊社以外の業者さんは、カビ取りや修理を有料設定しております。とても手間がかかる作業なので当然ではあります。
では実際に「有料で構わないのでお願いします」と依頼すると、軽度なものだけ有料対応して、重度の場合は技術不足でか、単純に割に合わないのでやりたくないのかはわかりませんが、そのまま返却されてしまう場合も多いようです。
そもそも全くカビ取りや修理を全く行わないと割り切っている業者さんも一部いらっしゃいますね。
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これは、機材との相性問題や、ヨゴレ、磁気的なノイズなどを考慮せず1度の再生で諦めてしまうためです。何度も試してはくれないところがほとんどみたいです。
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そんな声をなくしたい。そんな思いで無料対応しています。
選べる3つの作業メニュー
1本あたりのコミコミ価格で3つの作業メニューから選べます
各作業メニューの詳細・お申し込みについてはそれぞれのページで解説しています。
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